社員が語るOKAMURA
営業・お客様と一緒にものづくりの喜びを分かち合える
それがOKAMURAのエンジニアです。
それがOKAMURAのエンジニアです。
配管設計部 マネージャー
加藤 淳三(47)
(2011年 中途入社)
パソコンと向き合うエンジニアではなく、人と向き合うエンジニア。OKAMURAの設計ってどんな仕事かと尋ねられたら、私はこう答えます。
配管設計部は、その名の通り工場で使われる機械をつなぐ配管を手掛けています。配管は、人間でいうならば血管。機械を稼働させるための循環器です。複雑な機械を有する工場であれば、配管は数千本にもなります。構造上つなぎ方は決まっているため、いかに効率よく安全に稼働させ、見栄え良く仕上げられるかが私たちエンジニアの腕の見せ所です。
配管設計部の立ち上げメンバーとして入社し8年が経ちました。今は、海外の火力発電所や国内の化学工場など、常に複数のプロジェクトを兼任しています。
設計部は、現在私も含めて15人。私は同業他社からの転職ですが、「大学で機械設計を勉強していた」「CADが使える」など、それぞれの得意を活かせる領域を求めて未経験で入社した人も多いですね。入社後、まずはJIS規格などの基礎からしっかりと教えていきます。机上研修だけでなく、自社工場でバルブなどの現物に触れ、材質や重さを肌で感じながら覚えることができます。一人前のスキルが身に付くのは、5年くらいだと考えています。
プロジェクトは営業と設計がチームを組み、お客様と一緒になって予算や目的に応じたベストなものを考えながら進めます。最近では、現地工事を担う人材の若年化や、昔は専門的とされていた知識や情報がインターネット等で簡単に入手できるようになりましたが、逆に多すぎて、望んでいる正確な情報を入手するのは難しく、お客様が我々に提案を求める時代になりました。プロとしてお客様の相談に乗り、しっかりとアドバイスできるコミュニケーション力が、エンジニアにも必要なんです。
OKAMURAは、人と話すことが好きな方であれば、仕事を通じてコミュニケーション力が身に付く環境です。私のような話好きが多いことに加え、世話好きの集まりなので、みんなが自然と互いの状況を気にしながら仕事をしています。また、フィリピンを初め外国人の仲間が大勢いますが、彼らにとっては日頃から小まめにコミュニケーションをとることは当たり前。社内の雰囲気の明るさは、社員一人ひとりが自発的に作ってくれているものだと思います。中小企業ならではの温かさがありますし、グローバルな会社だなと思いますね。
海外出張はOKAMURAに入社して初めての経験でした。年に数回、主に東南アジアへの出張がありますが、その度に現場の皆が快く受け入れてくれます。これは東南アジアの国々から見て日本が「ものづくり大国」だから。エンジニアとしての誇りを感じると同時に、責任の重さも感じます。
日々の業務があり、そこに海外出張も入ってきますので、忙しい時期もあります。ただ、その分ここでしか得られないやりがいも大きい。繁忙期に休みが取れなかったメンバーには、私がマネージャーとして必ず代休を取ってもらうようにしていますので、安心してくださいね。長期休暇も充実していますよ。
一言でエンジニアといっても、会社や業界によって仕事の進め方も、個人のタイプも様々。私たちが大切にしているのは、受け身ではなく共に考えること。お客様や仲間と向き合いながら、みんなで一つの物を作り上げる喜びを感じられるのがOKAMURAのエンジニアです。